電話の相手は、まだまだ子供で、世間知らずの私の好奇心をそそる話をしてくれた。
「今、六本木で飲んでるんだよ。」とか。
それが嘘か本当かなんて、電話だけではわからないけど、
夜明けまで遊んでるなんて、すごーいと単純に思ったことは覚えてる。
何度か話すうちに、仕事は美容関係ということもわかった。
信頼できる、というとちょっと違うけど、悪い人じゃないかも、くらいには心を許せるようになった。
そんなころだ。
「しばらく実家に帰るから。」と告げられた。
そっかー、しばらく電話もないんだ、となんとなく寂しく感じた。
急に、なんだか、本当に急に、声だけのつながりの人だったのに、寂しいと感じた。
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